スズキ新車・人気車種ランキング!!
2017年に車名をこれまでの富士重工業株式会社から、株式会社SUBARUに変更した、自動車の他に航空機の製造なども行っている自動車メーカーです。
元々は中島飛行機という社名の航空機メーカーで、その魂は自動車作りにも引き継がれています。
ボクサーエンジンと呼ばれる水平対向エンジンや独自のAWDの技術は他社にはない、スバルの誇りであり大きな特徴です。
世界中を見回しても水平対向エンジンを採用しているのはスバルと、ドイツの超名門メーカーであるポルシェの2社に限られています。
また、モータースポーツの面ではラリーのイメージが定着しており、世界ラリー選手権(WRC)では同社のインプレッサが輝かしい成績を収め、2008年の活動終了までに通算47勝を上げています。
さらに、アイサイトなどの安全走行支援技術を国内でいち早く導入しており、その安全性は世界的に高く評価されています。
スバルのオススメ人気車の紹介。出典:スバル
第3位 WRX STI
かつてWRXの名前を与えられていたインプレッサWRX STIからの実質的な後継車で、インプレッサからは独立した、スバルが現在販売している車両の中でも最もスポーティなモデルです。
パワートレインはもちろんボクサーエンジン。水平対向4気筒のツインスクロールターボエンジンで、最高出力308PS、最大トルク43kgf・mを叩き出します。トランスミッションはマニュアルで、駆動方式はスバルお得意のAWD。
足回りにはビルシュタイン製のダンパーが採用されるという、スバルが受け継いできた遺伝子をこれまでかと詰め込んだ、まさにスバリスト(スバルファンの俗称)の為の車です。
街乗り程度の低回転域ではターボのブースト圧が立ち上がらないため、以前のWRXの加速よりも少々重い印象を受けますが、回転数を上げてブースト圧をかけると
怒涛のトルクを発生し、レッドゾーン近くまで広いパワーバンドに突入します。
マニュアルモデルということもあり、パワーバンドをドライバーが探しながら、高い負荷を掛けることにより本領を発揮するので、スポーティな走行をするにはそれなりの腕が必要となりますが、それこそがWRX STIの面白い部分とも言えます。
スポーツカーでありながら内装の質感は高く、実用性のある後席空間にラゲッジルームと普段使いの実用性もスポーツセダンであることを考えれば必要十分なクオリティといえるでしょう。
確かに万人向けの車ではありませんが、スバルの伝統と魂を感じることが出来る一台です。
第2位 レヴォーグ
インプレッサをベースに開発された、スポーティなステーションワゴンです。
近年日本市場ではステーションワゴンの市場は縮小気味で、欧州車を除けば国内に実質的なライバル車がほぼいない状況となっているので、国産ステーションワゴンに乗りたいユーザーには嬉しい選択肢でしょう。
パワートレインは全車ターボエンジンとなっており、排気量は1.6Lと2.0Lの2種。
決して大排気量とはいえませんが、2.0Lモデルの最大出力は300PSに達し、最大トルクは40.8kgf・mに至っています。
トランスミッションはスポーツリニアトニックと呼ばれる無段変速機構が採用されており、余りあるパワーを持ちつつも燃費向上に成功し、JC08モードでの燃費は13.2km/Lと、パワーに見合わない高い水準を保っています。
そしてステーションワゴンとしての実用性もしっかりと確保してあり、後席の分割可倒は4:2:4の3分割。ラゲッジルームのレバーを引くと倒すことが可能になっています。
このシートを倒す動作が安全にこだわるスバルらしく、シートが一気に倒れるのでは無く、動作途中からダンパーが働き、ゆっくりと倒れるようになっています。ワゴン車らしく積載能力も高く、スバルのお家芸とも言える各種安全装備も満載。
週末のお出かけ、家族での旅行から、アウトドアまで様々な場面で大活躍な車といえるでしょう。
第1位 ワゴンR
インプレッサSUVとでも呼びたくなるこの車、見た目こそ違えどインプレッサをベースに最低地上高を上げ、SUVらしさを演出して作られたモデルです。
今でこそ車名はスバル・XVですが、初代の車名はスバル・インプレッサXVでした。3代目となる今回のモデル、デザインはさらにシャープでアーバン寄りなものとなりました。
また、SUVとしてのデザインを保ちつつも車高は1,550mmとなっているので、ほとんどの立体駐車場に入れることが出来、ライバル車との差異となっています。
パワートレインは自然吸気の1.6L、2.0Lの排気量の異なるガソリンエンジン2種。この2.0Lのエンジンはインプレッサと同様、新型の水平対向エンジンで、約80%もの部品設計を見直し、別物ともいえる燃費とトルクを手に入れています。
悪路走破性の低さから本格的なSUVとはいえないかもしれませんが、新型となり性能が上がったエンジンに、高いボディ剛性、優れたデザイン性により、普段の足からロングドライブなど、日常必要とするドライブそつなくこなしてくれます。
社名を株式会社SUBARUに変更してから初の新型車となるXV。早くもスバルの中では稼ぎ頭となり、販売台数を重ねているのもうなずける完成度の高いスポーツユーティリティビークルです。